夜の庭を楽しむ照明テクニック|おすすめ配置と注意点を解説

夜のお庭を彩る「ライティング」の魅力とは
昼間とは違う表情を見せる夜のお庭。照明を取り入れることで、植栽の陰影や外構の素材感が際立ち、住まい全体がワンランク上の印象に変わります。足元を優しく照らす灯りは安心感を、植栽を照らすライトは幻想的な雰囲気を生み出します。家にいながら非日常を感じられる「ナイトガーデン」は、近年人気が高まっているスタイルですよ!
照明を上手に取り入れるための3つのポイント

お庭の照明は「目的」と「明るさのバランス」が大切です。
①安全性を高める足元照明…アプローチや階段をやわらかく照らします。
②見せ場をつくるスポットライト…シンボルツリーや壁面を引き立てます。
③心地よさを演出する間接照明…テラスやベンチまわりに温かみをプラス。
これらを組み合わせることで、実用性とデザイン性を両立した夜の景色が生まれます。
照明の配置アイデア実例集
ライトの配置次第で、庭の印象は大きく変わります。光の向きや高さ、明るさを工夫することで、昼間とはまた違った庭の表情を楽しめます。
・アプローチ
埋め込みタイプのライトを地面に設置すると、足元をやさしく照らして安全性を確保できます。夜間でも安心して歩けるだけでなく、光のラインが自然に導くように見えるため、訪れる人の視線を庭の奥へ誘導する効果もあります。小さな光でも連続して配置することで、幻想的で落ち着いたアプローチ空間を演出できます。
・シンボルツリー
樹木の下から照らすアップライトを使うと、枝や葉の影が地面や壁に映り込み、昼間には見られない立体的な陰影美を楽しめます。特に落葉樹や形の整った常緑樹は、光を当てる角度によって表情が変わり、季節ごとの変化も楽しめます。庭の象徴的な存在として、夜間でも印象に残るシーンを作り出すことができます。
・テラス
テーブル周りに低い位置の光を配置すると、柔らかく温かみのある光で食事や会話の時間を包み込みます。明るすぎない光は目に優しく、家族や友人とのくつろぎのひとときをより心地よく演出します。また、フェアリーライトやランタン風の照明を組み合わせると、よりナチュラルでリラックス感のある雰囲気に。
・外壁やフェンス
間接照明を壁やフェンスに沿って配置すると、建物や庭の境界線がやわらかく際立ち、全体の印象が上質で洗練された雰囲気になります。直接光を当てるのではなく、壁面を透過する光やライトの反射を利用することで、柔らかく広がる光が空間を包み込み、夜の庭をドラマティックに演出します。
失敗しないための注意点

ライティング計画でよくある失敗は「明るすぎる」「光の向きが不自然」「虫が寄りやすい場所に配置した」など。
照明は必要な場所を適度に照らすのがコツです。また、電源位置やタイマー設定も事前に検討しておくと、施工後の使い勝手が格段に良くなります。メンテナンスしやすい位置にライトを設置することも大切です。新築の場合で、まだお庭のライティング計画まで頭がまわらない場合は、あとから取り付けられるように配管配線だけ回しておくと◎
ライティングで“夜の庭時間”をもっと楽しもう

お庭の照明は、ただ明るくするためではなく、空間を美しく演出するための「デザイン要素」です。
家族と過ごす時間、植栽を眺める時間、どんな夜のシーンも照明ひとつで心地よく変わります。
ライティングを工夫して、「夜も楽しめるお庭」をつくってみませんか?
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